Dはずれる終末予言を繰り返す

 ものみの塔は、信徒が切迫感をもって戸別訪問するようにと、常に、「世の終わりが近い」と強調します。団体が設立された当初(1879年)から現在に至るまで、少なくとも6回は世の終わりを予言したほか、他の予言もしています。勿論ことごとくはずれていますが、そのたびに、指導層は謝罪することもなく、むしろ「新しい光が与えられた」と言って、あっさりと訂正したり、またぞろ新しい予言を発表したりしてきました。
 信者は、その予言を伝え歩くために、進学や結婚の夢を捨てたり、正規の仕事をやめたり、家や財産を処分したりしています。
ものみの塔・・・・はずれた予言の例
1914年 「諸国民の時は終わる」「ヨーロッパの目下の大戦は聖書のハルマゲドンの開始だ」
1914年 「第一次大戦で勝利する国はなく、すべての国が滅びる」
1917年 「1918年に教会が滅びる」
1920年 「1925年に旧約聖書の聖徒たちが完全な人間として、目に見える形で復活する」
1940年 「大英帝国がナチス・ドイツによって滅ぼされる」
1941年 「数ヶ月で、ハルマゲドンに突入する」
1941年 「第二次世界大戦では枢軸国も自由主義陣営も、決定的勝利を収めない」
1975年 「秋にはキリストの千年王国が始まる」
 
 無責任きわまりない予言です。こうした団体や教えについてゆけば必ず失望するでしょう。失われた日々、財、労力は取り返せませんから、注意しましょう。
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