C輸血を禁止する

044.GIF
 事件・・・・1985年6月に川崎市で、10歳の男子が交通事故のため、救急病院に運び込まれた。診断は、両足骨折、入院60日。医師団は手術に取りかかろうとしたが、駆け付けた両親はエホバの証人であったため手術に必要な輸血を拒否。医師団や警察も懸命に説得したが、両親はエホバの証人指導者たちの教えに従い、拒否し通した。結局、子供は5時間後に失血死した。無責任な教理がもたらした悲劇!・・・・・

 ものみの塔は、輸血禁止を教理として掲げ、エホバの証人たちに輸血を拒否するよう教えています。教えるだけでなく、現実に輸血を要する事態が生じたときは、その指導者や仲間たちがかけつけ、輸血を拒否するよう説得するのです。エホバの証人団体はこのことから生ずる結果に責任を取らなければなりません。彼らは、聖書が輸血を禁止していると主張しますが、キリスト教会でもその他の誰であっても,そんな解釈はしません。
 ものみの塔は、かつて種痘すらも禁止した時期がありましたが、良心的判断ということで、180度転換し、解除しました。臓器移植についてもほぼ同様の経過をたどり、禁止と解除を繰り返しました。このような無責任で場当たり的な教理を振り回した前歴からして、輸血禁止についてもよくよく考えてみなくてはなりません
ものみの塔は答えてください。
  • 血液成分を含む血友病製剤などの使用を認めておきながら、血漿使用を禁ずるのは矛盾していませんか。
  • 多量の血液を含んでいる臓器の移植を認めておきながら、輸血を否定するのは矛盾していませんか。
  • 他人の血液による利益を受けながら、献血を禁止するのは身勝手ではないですか。
  • 医療従事者を困らせないよう、自らの信条に基づく病院を建設すべきではありませんか。
 交通事故や病気など輸血をしなければ命が助からない場合が誰にもないとはいえません。そんな時に自ら死を招くことがないように、この団体に入ることはよく考えましょう。
前へ 次へ
 目次へ





Copyright 2002, エホバの証人統一協会対策香川ネット
Tel: 087-833-1923
Fax: 087-833-1923